たくましい。


半ズボンはいた小学生を見て思った。そういや昔は半ズボンだったな。風邪引いたときくらいしか長ズボンで登校しちゃいけないルールだった気もする。てか、ズボンって何語だよ(笑)。今のオイラはあの頃よりも強くなったかもしれないが、あの頃のほうがたのもしかったような気がする。たのもしくなくなったから強さが必要になった、みたいな。ま、いっか。


時々、部落民でなかったらどんな自分になってたんだろうと思うときがあるんだ。普通の子供は「解放」なんて言葉の使い道なんて知らないと思うんだ。水平社宣言を読んでる子供なんてどっか歪だよね。みんなで部落解放運動の黄色いゼッケンつけて登校するなんて重たいな。


オイラの子供が生まれた時、オイラはどうするんだろう。生まれた子は部落民部落民の子。子は親を選べないものね。きっとオイラを恨む時もあるだろう。世の中を斜に構えて歩くかも知れない。それをバネにたくましくなって欲しいけど、自分に出来ないことを子に望んでるみたいで寒いしな。


オイラ自身をまだ解放できてねぇのがすごく悲しい。