寒のもどり。


寒いねー


なんて背中まるめてうどん屋さんで食事したのですが。


鍋焼きうどんとトロロごはん。
二人とも同じオーダーです。
チェックがなんと3900円。


なんでだ・・軽く食事しただけだぞ・・しかもたまご固まるまで煮込んであるし・・。
というわけで、エライ時代になったもんだと小さな実感をしたわけなのです。


確かむかし母から聞いたのですが、鍋焼きうどんというのは古くなって痛みかけた食材も無駄なく美味しく食しましょう、という趣旨で生まれた料理らしいです(たぶん)。


煮込んじまえば食えるよね?て発想ですね。


それと同じようなことを考えた人は世界中にいるわけでして、グラタンやシチューなんかもそういう類のルーツをもつ料理だそうです。残さずキレイに感謝多謝深謝です。


で、鍋焼きうどんに戻りますが。


エビ天がのってお餅が入って柚子の香りが心地よい現代版。


たとえ上代に1500円かかろうともどんなに具材を工夫していたとしても、私が半熟卵を潰して食べるのが好きなことは変わりようがありません(笑)。


おいしくいただきました。ごちそうさま。