いま。

somali2007-04-28



こんなんやってます。


ごぶさたしてます。ソマリです。


リバティ大阪という大阪市浪速区にある人権博物館の催しです。この手の博物館は日本でここだけだと思います(たぶん)。駅にチラシが置いてありました。折り曲げてポケットに入れてたので画像が汚いのですが他意はありません。ごめんなさい(笑)。


この博物館には部落地名総監もあるそうです。見ることできないけど。


部落差別の現在(いま)


裏面にはこう書いてあります。


2005年に実施された人権問題に関する大阪府民の意識調査では、部落に対して「怖い」「下品」「不潔」とする意識や、結婚や就職の際には「部落を避けたい」という意識が存在していることが浮き彫りになった。(以下、略)


本展は、近代から現在までの部落に対する見方や対応を通して、社会が部落をどのように忌避し、排除してきたかを考えるとともに、現在の日本社会における部落差別の現実について紹介しようとするものである。


2005年に実施された人権調査というのは「人権問題に関する府民意識調査報告書」といいます。検索すれば大阪府のホームページから調査結果や概要は見れるようですが、現在大阪府のホームページがダウンしています(笑)。ですから「怖い」「下品」「不潔」「部落を避けたい」といった意識がどのような調査でどのくらいの割合だったのかはわかりません。後日確認してみようとおもいます。


私は、歴史というと大袈裟というかロマンというか、なんというか突然に気取ったような学術的な感じがして好みではないのですが、過去を知ること自体は大いに賛成です。深く過去を知ればそれだけ遠くまで将来を見渡せるような気がするからです。そういう意味で、こういう博物館はいっこくらい日本にあっていいだろう、こういう催しって貴重だなと思うのです。


表現が中立的であれば、の話です。


私も見に行ったわけではありませんから大きなことは言えません(笑)。ですが裏書を読む限り、部落は差別されてきて今も差別されているんだ、部落差別を根絶しないといけないんだ、というメッセージ色が強すぎるように感じました。極端な話、差別がよいわるい必要不必要というのは見る側が判断すればいいことです。そこに主催者側の意図企図はみじんも介在しないことが理想なんじゃないのかな、と。現在の日本社会における部落差別の現実てのは、不祥事続きの部落解放運動や同和行政なんか全部ひっくるめて部落差別の現実なわけだから、提供する情報が偏ることてのは催しの趣旨からすれば致命的なんじゃないかな、と。


作為てのは、嘘ついてないけど正しくもないってことだもんね。


<追記>
久し振りにウチのブログペットをクリックしたらよくしゃべるようになっていてびっくりしました(笑)。みなさんにかわいがってもらってるようで感謝多謝深謝^−^b