GWラストォォ。


あっちゅう間です。毎年のことだけど(笑)。


すこしは孝行をと思いついて実家を訪ねてみました。そういや両親とは正月も顔をあわさずじまいでしたが「何しに来てん?」とあたたかいお出迎え。いやまぁ立場逆なら私も同じこと言いますが(笑)。


私の両親は今も大阪市内の同和地区に住んでいます。団地です。


去年からの解放同盟や同和行政の見直し云々で新聞紙面に取り上げられましたが、その後同和地区はどんな感じになってきたのかな、やっぱ影響あるんかなと単純に興味あったのです。

まず、青少年会館。もぬけの殻です。わずかの間ですが、人が出入りしない建物っていきなり荒廃した感じになるもんなんですね。ちょっと窓から中をのぞくと設備とかはそのままになっているので今すぐにでも活用できますが、誰もいませんでした。


次に人権文化センター。以前はこの館の中に部落解放同盟支部事務所があったのですが、別の場所に移転したとのこと。特定の団体が地方公共団体が運営する館に事務所を構えるのはどう考えてもやりすぎだったので、これはめでたし。以前は大勢いた大阪市職員の出向組も館長と副館長を除いてみんなあちこちの区役所やらなんやらに配属変えになったそうです。これもめでたし。


あと、人権協会。これは今の指定業者として人権文化センターの施設管理事業を受託していますので、館の中に事務所があります。日曜でしたから誰もいませんけど。


全体として印象ですが、急に老け込んだって感じでした。


コメントで教えてもらった人類館事件ていうのを話してみると、うんうんとうなずいていました。差別されて差別反対を公にしていてもやっぱり差別をする側でもあるわけですから「人間は矛盾物だ」が私の両親の口癖です。矛盾で終わらせるなよ!!て昔は思ったりしました(笑)。


ですが、わからないことやむつかしいことを無理やりに2択とか3択でわかりやすくしてどっち選ぶんだと突きつけて消化できない感じなんだけどとりあえずこっち、という具合に決めてしまってわかったことにして先へ進むことは危ういなぁと最近思うようになりました。


これはたいせつ!と思うことなら、問いは問いのまま答えがわかるまで問い続けたほうがいいと思います。