立ち位置というのかポジションなのか。とどのつまり思想とか。

ルーツとか信念とかの話は女々しくてこっぱずかしくて重たくて話すほうにも聞くほうにもそれなりになんというか予備知識をそれとなく求められるような話題だったりするのに少なくとも私にとって今夜話すことのできたというか聞いてもらうことができた相手とその時間は一生のうちにそう何度も繰り返しあることではないことだと懐に浸るわけでもなく自分のことが好きだなと思えたってことを何億の砂浜から削りおちた一粒の砂がひとかけらの水滴に浸る感じなんだと他人の言葉で語る。このままに。