姿勢が悪い。


ねぇねぇ、お給料いくらもらってる?


・・って話ではなくて、お給料の明細を見てみてよ。「基本給+手当」ってなってるよね。手当ってのには残業手当とか扶養手当とか色々あるジャン。


最近、大阪市が職員の厚遇問題で大騒ぎしてる。それもこの手当ってのが問題なんだ。なんだか色々手当てがついてスゴイことになってるみたい。別にスーツとかも支給してたり、闇残業なんてのも見つかってトホホって感じ。やっぱ公務員はエエのーって嫉妬と、それ税金やで!頭おかしいのとちゃうかって反感が入り混じって話題騒然。


市民もそんなアホなっていってるし、そりゃーごもっともってことで市長も議会も動いてる。だけど反対してる人もいる、大阪市職員の労働組合。この労働組合ってのはさ、簡単に言うと労働者の権利ってのを主張してるんだ。労働者は弱い立場だから団結していこうって感じ。興味のある人はこちらからどうぞ。スゲーのが平成17年2月10日の交渉。交渉ってのは大阪市労働組合の話し合いなんだけど、なんと10日の午後3時40分〜11日午前3時55分までやってたんだって! 最後は結局、労働組合が納得できませんってことで終わってる。意味ねー(笑)


これって部落の問題とよく似てるよなーって思った。どっちも権利ってのをお金に換算して主張してる感じがする。もちろん権利は平等にあると思うけど、みんながアレ欲しいコレ欲しいって言い出したらどうにもならんもんね。厚遇ってことはさ、たいした仕事してないのにお給料ウハウハってことやん?お給料分の仕事をするようにしたらいいのにね。そしたら仕事のない職員が出てきてさ、結果として職員も減ってくるし、もっと節約になると思うんだけど。


まーキレイごとなんだけどね。


だけど権利の主張が激しくなると「テメー!ぶっ殺す!」の世界だかんね。どっかで妥協するか新しい道を見つけるかしないと戦争で白黒つけようって話になる。それがナショナリズム。こんな小さな大阪市で起こってる問題も、世界で起こってる問題も、根っこは同じなんだなーっていうオイラの感想でした。