ハラ減った。


久しぶりに三国志をやりました。


一人の武将として中国大陸の統一を目指すってゲームです。自分の領地ができると田を耕し、城を築き、武芸を磨きます。時々、賊が乱を起こしたり、天災が起きたりで、なかなか悩ませてくれます。


そんな悩みの一つにバッタの大発生があります。


これは現実にもあることで、大量発生した大集団が植物を食べつくします。バッタ軍団が通りかかった地域の田畑は壊滅します。やがて食べるものがなくなり、バッタの共食いが始まり、一応収まります。


このバッタ軍団のバッタを群生相といい、普通に野山で見かけるバッタを単生相といいます。種は同じですが育つ環境によって成長の仕方が違うそうです。それを相変異というそうです。普通、バッタは飛んでも何十メートルですが、この群生相になると何十キロ単位で飛ぶことができるスーパーバッタになります。で、攻撃性が強く、短命になるそうです。


この群生相というのは、バッタの数に対してエサの量が少ないときに起きる現象のようです。つまり腹ペコなバッタ軍団がエサを求めて飛び回るということです。ただし短命。共食いもするので、次の代ではまた機嫌よく単生相のバッタになるそうです。


「ココにはエサねぇよ。飛ぼうぜオィ。」という感じだと思います。


ところで、


ヒトにも群生相はあるのかも。


「ヒトは人口密度が高いと攻撃性が高くて短命な種になる。」といわれると何だかとても説得力があるような気がします。引きこもりやニートってのも、もしかしたらヒトの群生相なのかも。インターネットでどんな距離でも一瞬で移動できるしね。


共食いもするんだろうか。いや、もぅ始まっているのかも。


<追伸>


JR脱線事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。